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zoom RSS フクシマの子どもたちの鼻血の事実

<<   作成日時 : 2014/06/16 10:12   >>

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 『美味しんぼ』バッシングで、“福島の子どもたちの鼻血”そのものが、まるでなかったかのように、政府や福島県の行政からさえ声高に宣伝が行われている。
 “鼻血があった”という事実を事実として書いたり言ったりすることが、それ自体で福島の風評被害を助長することであるかのように言われるのだが、2011年当時の新聞に「子どもたちの鼻血が頻発している」事実は、報道されていたことである。
 この事実そのものを否定し、事実をなかったことにしようとし、事実を事実として書いたり述べたりすることをバッシングする、この国の政治と社会はいったい何なのか。


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 問題は、その鼻血の原因が何なのかだ。
 政府や福島県の公式見解は、「鼻血が出るというのは急性放射線障害ということになるが、そんな高線量でなかった」「だから放射能とは関係ない」という論理である。
 可能性としては、「暑さのせい」かもしれないし、「緊張やストレスのせい」かもしれないし、被ばくの影響かもしれない。
 少なくとも、客観的には「原因は、今のところは明らかにされていない」というのが正しい。
 しかし現実に子どもたち(フクシマの人々)が、放射能に汚染された地域に居続けたのは事実なのだとしたら、放射能被ばくの影響ではないかと考えるのはごく自然のことではないのか。
 したがって、福島の子どもたちや被害者たちに寄り添おうとする人たちは「低線量被ばく」が原因ではないかと疑っている。
 低線量被ばくはヒロシマでもナガサキでも、チェルノブイリにおいてさえも、これまで調査も研究も進んでいない、解明されていない分野であって、フクシマの子どもたちは、これまで人類が置かれたことのない状況に放置されていることによって、そのいわば“実験台”にさせられていると言うしかない。
 

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爆発前から放射能漏れ? 双葉の上羽鳥毎時1590マイクロシーベルト
 東京電力福島第一原発事故で1号機が水素爆発を起こす直前の昨年3月12日午後3時に、福島県双葉町上羽鳥で空間放射線量が毎時1590マイクロシーベルトだったことが20日、分かった。県によると、原発敷地外では過去最大値。当時、現地にはまだ住民が残っていた可能性もあり、県は福島医大などと連携し健康への影響などを調べる参考にする。
 県が20日、東日本大震災が発生した昨年3月11日から31日までの間に東京電力福島第一原発、第二原発周辺のモニタリングポストなどで測定した結果を公表した。
 双葉町上羽鳥は第一原発から北西に5.6キロの地点。毎時1590マイクロシーベルトは一般人の被ばく線量限度である年間1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)を超える数値。上羽鳥のモニタリングポストは停電で14日正午で計測が途絶えた。この期間の平均値は毎時58.5マイクロシーベルトだった。
 政府は12日午前に第一、第二原発から半径10キロ圏の避難指示を出した。
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これは事故の半年後の9月22日に「福島民報」に載った記事(日経新聞などにも報道された)だが、毎時1590マイクロシーベルトというのは、「毎時1.59ミリシーベルト」である。
普通に生活していける一応の基準が「年間1ミリシーベルト」であるのに、「毎時1.59ミリシーベルト」は、40分でその基準に達してしまう。
 しかも3月12日の3時頃というのは、爆発前だから、人々は放射能が降ってくるなんてことはまったく知らされずにいて、したがって、この地区の人々は「毎時1.59ミリシーベルトの放射能にさらされていた」のである。
 その周辺の人々も、毎時1ミリシーベルトの放射線量の中で、防護マスクもしないでいたことになる。


【おまけ】
福島の子どもたちの鼻血の問題はこれまでに国会審議でも取り上げられてきた。
以下は自民党の国会議員たちである。
県民の実際の姿や心配や不安の声を国会に届けてくれていたのだが、この人たちは今は、“鼻血はなかった。風評被害を助長する”と非難するのだろうか。

熊谷大(自民党・参議院議員) 2012年3月14日 参院予算委員会
「大きな不安はない、というふうにおっしゃっていますが、他の県南の地区もですね、これ、『保健だより』、ちょっと持ってきました。
ある県南の小学校の『保健だより』です。4月から7月22日現在の保健室利用状況では、内科的症状で、延べ人数469名。
内科的症状では、頭痛、腹痛、鼻出血…これ、鼻血ですね。順に多くということ。これ、結果で出てるんですね。
県南でもね、やっぱり、こういう症状が出ると心配になるんですよ。それに、本当に不安はないって言えますか?」

山谷えりこ(自民党・参議院議員) 2012年4月25日 憲法審査会
「井戸川町長がですね、雑誌のインタビューで、こんなことを言ってらっしゃいます。
『私は野田首相に、双葉郡民は国民だと思っていますかと訊いたけど、国は、アメリカにSPEEDIのデータを先に知らせて国民にはSPEEDIのデータを提供していなかった。今もって、双葉町はSPEEDIのデータは来ていません。あの情報が入っていたら仙台方面に逃げていますよ。
あるいは、ベントの連絡もなかった。
それから、国・東電は、止める、冷やす、閉じ込める、と言い張って、絶対に安全だと言い張ってきた結果がこれで、我々は住むところも追われてしまった。放射能のために、学校も病院も、すべて奪われて崩壊しているのです。私は脱毛していますし、毎日、鼻血が出ています。この前、東京のある病院に被曝しているので、血液検査をしてもらえますか、とお願いしたら、いや、調べられない、と断られましたよ。我々は被曝までさせられているが、その対策もないし、明確な検査もない』という、本当に重い発言だと思います。

森まさこ(自民党・参議院議員) 2012年6月14日 参院東日本大震災復興特別委員会
「それですと、被害者のほうが、子供たちのほうが、この病気は原発事故によるものなのですよ、っていうことを立証しなければいけない。これは、ほとんど無理でございます。
そういったことがないように、この法律で守っていくもの、というふうに私は理解しています。
たとえば、具体的に、こんな心配の声をお寄せいただいています。
子供が鼻血を出した。これは、被曝による影響じゃないかと。心配なんだけど、それを診察してもらった、検査してもらった、そのお金はどうなるんですか、ということです」。

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