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zoom RSS 【日々折々】 七草の味

<<   作成日時 : 2016/12/26 22:23   >>

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 私は30年ほど前から、障害者の教育権を実現する会という市民運動団体の全国運営委員に名を連ねている。
⇒『人権と教育』へのリンク

 この実現する会が『月刊・人権と教育』という機関紙を発行していて、その中の、「日々折々」というコーナーに、編集部からの依頼で年に4〜5回くらい、短い文を掲載させてもらっている。
 以下は『人権と教育』503号(2017年1月20日発行)に寄せた一文である。

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 正月の話題には早すぎるのだけれど、ご容赦いただきたい。

『せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ これぞななくさ』とは子どもの頃に母から教えてもらった。
その後、正月の餅や酒で疲れた胃を休めるのに七草がゆを食べるのだと聞いた。

 正月明けまもなくにスーパーの店頭に七草セットが並んで、人々が買い求めていくのには大いに違和感がある。
1月早々の関東では若菜はまだ出てこない。
旧暦の七草(1月7日)は来年は2月3日で、その頃なら日当たりの良い野で地べたに張り付いているセリが見つかるかもしれない。
若菜摘みはそれより後の季節だろう。

 一時、山野草にこだわって「七草」も採取して食べてみたことがある。
みんな、いちばん簡単に茹でてカツオブシとしょうゆをかけて食べた。
セリは文句なくうまい。
ナズナはスジっぽく、ゴギョウはもそもそして食べづらい。
ハコベは小さくて摘むのも面倒だし味気ない感じ。
ホトケノザ(コオニタビラコ)は苦みがけっこううまいとは思った。
いずれも茹で加減や料理法を工夫すれば食べられるのかも知れないが、セリ以外はまた食べたいとは思えなかった。

 スーパーの七草セットではスズナはカブ、スズシロはダイコンになっている。
しかし野で摘む若菜になぜ野菜が入っているのかと不思議に思っていた。
「君がため春の野に出でて若菜摘む…」は平安の歌で、「せりなずな…」は鎌倉時代の作らしいから、それぞれの“若菜”や“七草”をいっしょに論ずるのはむりがあるのだろう。

 山菜の入門書では、すずなにはヨメナ、すずしろはノビルを当てる説が多くて、私にもこちらの方がしっくり来る。
軽く塩で茹でてヨメナごはんは独特の香りが爽やかだ。
ノビルは酢味噌和え、刻んだ茎をネギの代わりにして、あの辛みが快い。

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