「言いたいことがある」 久喜市議会議員/猪股和雄

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zoom RSS 市長は何をどう「チェンジ」するか。市議会代表質問から

<<   作成日時 : 2018/06/23 11:22   >>

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 6月20日、久喜市議会本会議で、市長の所信表明演説に対する各会派の代表質問が行われた。
 私は 市民の政治を進める会の代表質問に立った。
 私の前に立った新政、公明党、共産党は、梅田市長の政策の内容について質問していたのだが、私が最も聞きたかったのは、政策の前提としての、梅田新市長の政治姿勢の問題である。
 梅田市長は、市長選挙を通じて、前市長の多選・長期政権の弊害を批判し、それを「オール久喜」でチェンジしていくといった訴えに重点を置いていた。
 私も、前市長の「多選」「長期政権の弊害」を批判する立場から、梅田市長を個人的に応援した。
 したがって、梅田新市長が、前市長の市政をどのように見解を持ち、どのように批判して、それを転換させていこうとしているかが、最も大切なことだと考える。
 以下は、私の代表質問の冒頭、政治姿勢に関わる部分である。
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 第1に、梅田市長は、市長選挙においてみずからを当選させてくれた市民からの期待をどのように受け止め、その市民の期待にどう応えようとしているか、久喜市政を、前市長の市政からどのように「チェンジ」させようとしているかです。
 実は、8日の「所信表明」で、政策以前の問題として触れられるかなと期待したんですが、述べられなかったので、ここでお聞きします。

(1)まず、前市長の多選に対する批判と長期政権の弊害をどう認識されているか、です。
 市長選挙で梅田市長は、「長期政権の弊害」「しがらみだらけの久喜市」等の言葉で、これまでの久喜市政を批判してこられた。それに対して、「新しい風」というフレーズも使っていた。市民が新市長に期待したのは、まさにそこなのです。
 基本的な政治姿勢として、これまでの行政運営の何が問題であったかを明確にし、それをどう変えようとするのかを、しっかりと明示していく必要がある。
 たとえば、私が問題と思う行政運営の例を、いくつかあげてみます。
 久喜総合病院の撤退問題では早くに情報を把握していながら議会に半年以上も秘密にして、カマチグループへの売却が決まってからはじめて公表した、東京理科大の撤退方針に結果的に何ら対応できなかった、しかも撤退に当たっての理科大側の要求を事実上すべて認めざるを得なかった、巨大学校給食センターは議会や市民の議論を経ることなく「センターありき」で強行決定した。この他にも、責任をあいまいにしたまま行政手続きの誤りや政策判断ミスを追認してきたケースも、いくつかありました。
 梅田市長は、これまでの久喜市における、そうした行政手法、独善的な姿勢や行政体質をどう認識していますか。

(2)市長は、それに対する市民からの批判、「チェンジ」を求める声を、どう受け止めているか。また、多選問題に対する、基本的な見解も聞きたいのです。
 それは、久喜市政に澱のようにたまってきた「多選の弊害」、閉鎖的・独善的な行政体質を、市長のリーダーシップで、どう払拭していくか、ということでもあります。
 実は、前市長は21年前の初当選時、「市民の目線」「市民の目の高さに立った市政」と述べていて、私は、たいへん新鮮に感じたことを覚えています。それがいつの間にか失われてきたと感じていました。
 梅田市長はどのような市役所・市政を作っていくか、住民自治の理想を語っていただきたい。

(3)もう一つ、久喜市政の基本的課題として「市民参加」の問題があります。
 私は、前市長が最初の頃、積極的に市民参加を進めようとしていたと評価しています。しかし最近では、学校給食審議会では「センター化ありき」を押しつけて、行政主導でセンター化を決定させた。他の審議会等でも、形式的な諮問・審議で行政の決定を事実上追認させるケースが多々見られます。
 梅田市長は、市民参加をどのように位置づけ、形骸化させずに、市民参加を活かしていこうと考えるか、基本的な見解をおきき聞かせください。

【参照⇒猪股の代表質問通告へのリンク】
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 梅田市長の答弁は、前市長の市政への直接的な批判は避けながら、意外とあっさりしたものだった。
 それは、前市長への遠慮だったか、あるいは市長選挙を通じて前市長派がいまだ多数を占めている最大会派への配慮だったか。
 梅田市長の答弁から、象徴的なフレーズを拾ってみると、
 「市政の主役は市民であり、その意思が反映されなければならない」「多選が問題と言うよりも、長期政権が続く中で、地域や市民の間にカキネが生じてきたことが問題」、「一人一人を大切にしながら、聞く耳を持ちながら、そのカキネを取り払う」、「主役である市民1人1人の協働によるまちづくりをオール久喜で進めていく」、・・・

 これは、市民を二分した市長選挙で生じた亀裂を「カキネ」と言っているのか、合併後に積み重なってきた地域的な不公平感や不満といった亀裂を「カキネ」と言っているのか、まだよくわからない面はある。
 前市長の市政に対して、「オール久喜」を対置させていることからすると、一部の政策についての転換を図りながら、基本的にはこれまでの市政の政策方針は継続させるということになるのだろうか。

 いずれにしろ、当面は、市長選挙で明確に政策転換を掲げた、学校給食センター建設計画の中止、理科大跡地の活用計画、その他いくつかの政策について、どのような「転換」を打ち出してくるかを見守りたい。

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