「言いたいことがある」 久喜市議会議員/猪股和雄

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zoom RSS 久喜市で公文書の隠蔽、改竄はなぜ起こったか

<<   作成日時 : 2018/09/26 08:09   >>

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 久喜市教育委員会による「公文書の隠蔽・改竄・廃棄」は、まさに安倍内閣のもとで行われた防衛省、経産省、文科省等々のそれのうり二つ、いやその地方小型版と言えるものであった。

【先にこちらをご覧ください⇒久喜市でも公文書の隠蔽・改竄が!の記事へのリンク】

 お役所とお役人が、市民に知られたくない不都合な真実をどうやって隠すか、意図的に隠そうとすれば、もともと文書も情報も彼らの手元にあるのだから、簡単にできてしまうものだ。
 これまでも私は、多くの情報公開請求をしてきて、しばしば「非公開」という隠蔽に出会ってきたのだったが、それはあくまでも「文書はあるが、何らかの理由によって見せられない」という名目によるものだった。

 今回のやり方はそうではない。
 あるはずの文書を「ない」ことにして、「不存在」という理由で「非公開」にし、それを取り繕い、正当化するために、「存在した文書」を「改竄」し、元の原文書データを抹消、削除、廃棄してしまったのであるから、きわめて悪質であった。
 公文書および市の行政情報は、お役所やお役人のものではなく、本来的には市民の財産であり、公文書の管理規定および情報公開制度によって厳正に守られているはずだ。
 だから、意図的・恣意的に隠蔽、改竄、廃棄などできるはずはないという、最低限のお役所とお役人への信頼にもとづいているはずなのだが、見せたくない文書を存在しないことにしてしまう、そこまでやるというというのは、私には想像もできなかった。

  【もともとの相談記録には、出席者それぞれの発言が記録されていた】 
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  【個々の発言記録は「概要」に差し替えられた】
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 もっとも、教育委員会の担当職員が、個人の判断で隠蔽、改竄、廃棄したとは、私は考えていない。
 担当職員は、正直にテープ起こしをして、弁護士と、市長以下の幹部職員の発言をそのまま記録として作成したのだったが、私が弁護士と市長ら幹部職員の発言記録の情報公開請求を行った時に、あわてたのは、担当職員よりも、おそらくはもっと上の、生々しい発言をした当事者だったのではないか。
 彼らが弁護士との相談の場で、議会や議員、特に議会で追及の先頭に立った猪股についての露骨な発言をした、その露骨な発言を、猪股や他の議員たちにも知られたくないと考えるのは至極当然であったろう。
 もしそれらの露骨な生々しい発言が表に出れば、またどんな追求をされるかも知れないし、それ以前に彼らの露骨なホンネを、市民の面前にさらすのは恥ずかしいと思ったに違いない。
 だから、そこで彼らが、隠蔽、改竄、廃棄を指示したか、あるいは指示しないまでも匂わせれば、担当職員はせっかく作った記録を表に出さないための行動を取らざるを得ない。
 それが「忖度」というものだろう。

 だが、行政が行った作為を、隠そうとして隠し通せるものではない。
 私は昨年、弁護士との相談記録が存在するという情報を得て、情報公開請求をしたわけだし、今年になって、その発言記録自体をある議員を通じて入手することができた。
 そのコピーを教育長に見せて、同じものが事務局のどこかにあるはずだから徹底的に探すよう要求したのに対して、コトの重大性を認識した教育長が職員に命じて探させた結果、データはすでに抹消・廃棄されていたが、紙ベースでの文書が、職員の個人のファイルの中に一部だけ残っていたのが発見されたのである。

 もしも出てこなかったら、私は経過を社会的に暴露して久喜市の行政スキャンダルとして扱うための、次の手立てを考えてはいたのだが、そこまではやらないで済んだ。
 私は責任追及をして誰かに責任を取らせることに意味があるのではなくて、市民の財産としての行政情報の扱いを、この久喜市で実現しなければならない。

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【久喜市議会だより 9月議会報告号に書いた猪股の記事】
問 2017年の小中学校エアコン設置工事で補正予算措置をしないまま追加工事を行い、予算制度に違反する行為が行われ、議会で問題になった。昨年、前市長以下の職員と弁護士との相談記録を、私が情報公開請求したのに対し、教育委員会事務局では詳細な相談記録を作成していたのに、「文書不存在・非公開」とし、発言趣旨だけをまとめた概要記録に差し替え、原文書データを抹消してしまった。
これは国で問題になったのと同じ、公文書の隠(いん)蔽(ぺい)、改(かい)竄(ざん)、さらに保存すべき情報を廃棄したものであり、許されない。見解を求める。

答 【教育部長】担当職員が文書作成後、公文書の適切な事務処理を誤ったことにより起こったものである。公文書管理と事務処理について職員の意識を高めるよう指導していく。
【教育長】職員の認識不足により、情報公開制度に対する不信を招いたことをお詫びする。公務で作成した文書はすべて公文書であり、文書管理を徹底するよう周知徹底していく。
【市長】公文書は市の諸活動を現在および将来の市民に対して説明責任を果たすためにある。事務処理に対する考えの甘さから生じたものであると認識している。

要望 担当職員の認識の甘さのせいにされ、文書データを抹消した時期は不明との説明があった。
しかし私は、この間の経緯は意図的な隠蔽、改竄、廃棄と言う他ないと認識している。
今後、公文書の適正な扱いを徹底するよう求める。
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 ↓ 【もとの文書のページ番号】
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 ↓ 【改竄文書のページフォントが、1ページ目と2ページ目以降で異なっている】
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