制服、スカート、ズボンの自由選択制の広がり

 久喜市の全中学校で、制服のスカートでもズボンでも自由選択制が実現した。
 3月1日の市議会一般質問で、教育長が答弁した意義は大きい。 
【参照⇒猪股のホームページの記事へのリンク】

 この中学校の制服の自由選択制は、少しずつ広がりを見せている。
 昨年4月から千葉県柏市の柏の葉中学校、今年4月から戸田市立東中学校、世田谷区内の全中学校、中野区内の全中学校が、制服自由選択制になったという報道があった。
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 いずれも、スカート、ズボンを、男女の性別に関係なく、届け出や許可も必要なく、自由に選べるということに大きな意味がある。
 これが最近特に注目されるのは、LGBT等の性的マイノリティの人々にとっての積極的な意義である。
 しかしそれ以前に、厳寒の冬の木枯らしが吹きすさぶ中で、女子生徒がスカートで寒そうにしているのは果たして健康上の観点から見てもいいことなのか、ズボンをはきたければ自分で決めていいのではないか、そもそも女子はスカート、男子はズボンという固定観念にとらわれる必要はないという、基本的な問題を含んでいるのではないか。

 久喜市でも全部の中学校の校長会で、スカート、ズボンの自由選択制に合意したのは、自然の社会的流れとはいえ、ある意味で先進的なことであるから、もっと外部へ広報してもよいことだと思う。
 もちろん、特に自由選択を認めるなどと、あらためて決めるまでもなく、これまでも自由に認めてきた学校もあるのだと、他市の議員に聞いたことはある。
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 もう一つ思いだしたことがあります。
 私が中学生のころ、学生服の詰め襟が窮屈で、イヤで仕方がありませんでした。
 高校はいちおう標準服は決められていましたが、「制服」はなく、自由ということになっていました。
 私は高校の間中、3年間、詰め襟の学生服を着ないで過ごしましたが、それでも次第に締め付けが厳しくなってきていて、3年生のころには、学生服を着ていないのは私1人だけになっていました。
 先生から一度だけ、「猪股は学生服はないのか」と聞かれたことがありましたが、「洗濯に出しています」と適当に答えたら、それっきり言われることはありませんでした。
 本来、ファッションや服装の好みは自由でいいのではないかと思っています。