『広報くき』 縦書き右開きか、横書き左開きか

 『広報くき』5月号が配布された。
 今回から全面カラー化してページ数も32ページに増えた。

(1)これは「お知らせ版が廃止されて、広報の発行が月1回になったためで、やむを得ないだろう。
 市の職員が手分けして、各区の世帯数分の広報を数百部ずつ、区長さんのところへ降ろして歩く手間(人数と労力と時間)は相当なものだ。
 また、それぞれの区長さんは町内会の班長さんの家へ、数十部ずつ分けて降ろして歩くのも一苦労だろう。

 これまで、区長さんたちは月2回の『広報くき』やチラシ配布がたいへんだから、広報を月1回にしてほしいと要望してきていて、それが実現したのだったが、1回に配布する重量はむしろ大幅に増えたし、15日の配布物がなくなったわけではない。
 毎月ではなくなったものの、年6回は15日に配布する『広報くき』以外のチラシや冊子などがあるから、やっぱり負担感はあるようだ。

 印刷所から区長さんや各班長さんの家まで、宅配便に委託して配送するとか、いっそのこと、各戸配布そのものをポスティング業者に委託するとか、検討する時期ではないか。

(2)配られた『広報くき』5月号を開いてみて、大いに違和感を感じたのは私だけではないだろう。
 これまで通りにページをめくっていって、5ページまでは“縦書き右開き"なのだが、6ページ目以降は、後ろから“横書き左開き"で、ページ数も後ろから振ってあるではないか。
 なぜこんなおかしな作りにしたのだろうか。
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 一見すると、こちらが表紙のようにめるのだが、・・・
 反対側にも表紙らしきものがあって、左開きの目次も付いているから、きっとこちらが本当の表紙なのではないか。
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 『久喜市議会だより』はもう20年近く前から“横書き左開き"にしているが、『広報くき』はずっと縦書き右開きで、市民からはどちらかに統一して欲しいという声も寄せられていた。

 『市議会だより』を横書きにした理由は、算用数字は横書きの方が表記しやすいし読みやすい、公文書はすべて横書きがあたりまえだから、当時の『議会だより』編集委員会で転換した。
 私は一般質問で、『広報くき』も“横書き左開き”に変更するよう提案してきたが、当局は「縦書きで親しまれてきた」「新聞等も縦書きだ」などの理由を並べて、いっこうに横書きへの転換を検討しようとしてこなかった。
 しかし実際にはこれまでの『広報くき』も、半分近くのページ、あるいは記事の半分以上は横書きで書かれていた。
 予算の説明や、お知らせのページで日付などは横書きの方が適しているのはあたりまえだからである。

 5月号で“縦書き右開き"のページと、“横書き左開き"のページを合体させたのは、縦書きの形式を維持したいお役所の苦肉の策であったろう。
 そんなに固執せずに、もう全部を“横書き左開き"にした方がよい。

 すでに公文書も、市の計画書等々も、市からのお知らせ等々も、すべて“横書き左開き"になっている。
 公的な配布物で、縦書きを維持しているのは、『社協だより』くらいではないか。
 ちなみに、各議員が作成して市民に配布している議会報告は、ほとんどが横書きになっていて、いまだに縦書きを維持しているのは1会派と2人の議員さんだけなのだが、これは他の議員と違いを出して目立たせたいという意図からだろうか。