事実に基づかない誹謗中傷は許されない

 議員や会派が出している議会報告は、それぞれが独立した政治家であり、政治信条や政策も違うのだから、お互いの批判や議論があっていい。
 しかし、自己を正当化しようとするあまり、事実と異なる記事が掲載されることもある。
 事実と異なる、あるいは事実をねじ曲げた記事に基づいた批判は、それ自体が誹謗中傷であり、単なる悪口に堕する、許されない行為である。

 6月議会前に、新政久喜が分裂して、6名の議員が政策の会を結成して、議長選挙などの人事でも一波乱あった。
 分裂した新政久喜に残った議員たちから、まさにこのような攻撃のための攻撃、事実に基づかない、批判のための批判が大々的にばらまかれた。

 「新政久喜だより(2020年夏号)」が『議会5会派の内、新たに結成した政策の会くき6名、公明党久喜市議団5名、市民の政治を進める会3名、無会派1名の15名で役職を独占』と書き、「久喜市議会議員会派新政久喜 園部茂雄(令和2年8月号)」が『政策を無視した、役職取りのため迎合し、議会の役職を独占しました』という記事を載せた。
 園部議員のチラシにはごていねいにも、政策の会、公明党、市民の政治を進める会、無会派の議員、それに新政久喜の議員1人が就いた役職の一覧表まで掲載されている。
 この文章をそのまま素直に読むと、15名の議員が「役職を独占」して、新政久喜の8名は役職から外されたということになるのだが、はたして事実に照らして、正確な記事と言えるかどうか。

 まず第1には、公明党の大橋、長谷川議員は議会の役職には就いていないから、15名で独占したというのは正確ではない。

 第2に、新政久喜の成田議員が、教育環境委員会の副委員長に就いているから、新政を除く会派で役職を独占したというのは事実に反する。
 しかも教育環境委員会での正副委員長選任の経過は、貴志議員と成田議員が候補になって、2名でくじを引いた結果、貴志議員が『当たり』をひき、成田議員ははずれただけのことで、はずれた成田議員は全会一致で副委員長に就任したのだから、これ以上公平な選任方法はなかっただろう。

 第3に、園部議員の作成した役職一覧表には、消防組合議会の議長に柿沼議員、衛生組合議会の副議長に猪股が選任されたと記されているのは、私も「役職を独占」した一員とみなされているらしい。
 事実は、衛生組合議会の議員9人が集まって副議長候補を決めた際に、これまで副議長を務めていた新政の鈴木議員がみずから『もうずいぶん長く副議長をやってきたので、どなたかと交替したい』と発言し、それならと、私が『鈴木さんがそう言うなら、私が交替しましょうか』と言って役を引き継いだ。
 その場には園部議員も同席していたのだから、経過の一部始終は承知しているはずなのだが、それは書かないのだ。

 第4に、園部議員の役職一覧表には、斎場組合議会の副議長に宮崎議員が就いたことと、北本衛生組合議会の副議長には平沢議員が就いたことが書かれていない。
 同じ一部事務組合の消防議会と衛生議会のことは書いてあるのに、新政久喜所属の2名が斎場議会と北本衛生議会の副議長に就いたことを書かないのはどうしてか。
 本当は自分たちの仲間がしっかりと役職を確保したのに、まるで『自分たちが全部、役職から外された』かのようにアピールしたいがために、意図的に書かなかったと解釈する他あるまい。

 そもそも、新政久喜は「15人で役職を独占した」と非難しているのだが、仮に1会派か2会派だけの少数ですべての役職を占めたとしたら、それを「独占」と批判するなら理解できないこともない。
 しかし実際には、5会派27人の議員中3会派プラス無会派の15人(実際には13人)が役職に就いて、新政久喜の議員も今までよりは減ったもののそれなりに役職に就いている。
 それを「独占」されたと言うのかどうか。
 結局、自分たちの役職が以前よりも減らされたことをやっかんで、悪口を言っているだけなのだが、この人たちはそんなに役職が大事で、そんなに肩書きの数が欲しいものか。

 さらに付け加えて書いておけば、各会派代表者の会議で、園部議員のチラシは間違いなので訂正するべきだという意見が出て、その後、新政久喜の宮崎代表は「園部議員に配布を中止するように言った」と話している。
 宮崎議員自身が「中止するように言った」と弁明しているのだが、園部議員はその後も会派代表の指示あるいはアドバイスを無視して配り続けているらしい。

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