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zoom RSS 大規模給食センター建設を押しつけるのか

<<   作成日時 : 2016/12/09 09:37   >>

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 11月市議会に提案された一般会計補正予算で、理科大跡地に大規模学校給食センターを建設するための測量費・地質調査費が計上された。
 これは市内のすべての小中学校の給食を単一のセンターで調理する方式に大きく変更する、その事業に事実上スタートするものです。
 ところが、この方式への転換は、議会でも、教育委員会や給食審議会でも、これまでほとんど議論がされていません。

 市内の全部の小中学校の給食を、単一の大規模センターでの調理に一本化することについて、教育長や教育部長は、毎月の教育委員会でも9月と11月の定例会で「理科大跡地へのセンター建設用地が確保されたことを報告」しただけ、11月の会議で「測量費の補正予算の承認をいただいた」と答弁しました。
 つまり、これまでの教育委員会で、学校給食のあり方が、大規模センター、中小規模のセンター方式、自校調理方式など、どういう方式が望ましいのかの議論は行われていません。

 学校給食審議会は現在は設置されていません。
 9月までに委員の募集が行われていましたが、その後、3か月も経っているのに、いまだに正式の委嘱もされず、審議会の会議が開かれません。
 本来なら、学校給食審議会で、久喜市全体の給食のあり方を諮問して、審議してもらい、結論を得た上で進めるべきなのに、市長も教育委員会も、大規模センター方式を決定事項・既成事実として、結論を押しつける考えです。

 市長は、これまで合併した後も各地区で献立も給食方式も違っていたが、全市の学校給食をいっせいに「公平」に 同じ内容の給食を出すことになると自画自賛しているのですが、はたして全部の学校の給食を同センター化することが、本当に「公平」でいいことなのでしょうか。

学校給食の理想は「自校調理方式」です

 現在の久喜市の給食は、自校調理、中小規模センター、民間委託大規模センターが混在していてそれぞれいろいろな“評判”があります。
 中には、一部の学校給食について、冷めている、野菜も何も茶色っぽいなどのあまりよくない評判もありました。

 久喜市が単一の大規模センターを建設して、これまで理想的と評判もよかった栗橋の小学校での自校調理方式の学校の調理場も廃止してまで、センター化してしまおうという、いちばんの理由は「センター方式の方が金がかからない」ということです。
 教育委員会の試算によると、現在の各地の調理場を建て替えるには47億円かかるが、センター建設費用は40億円ですむ、運営費も現在の方式だと年間7億円かかるが、センター方式だと4億円ですむから、財政負担が少なくてすむことが最も強調されています。

 議員の中でも、財政負担が少ない方がいいと“歓迎”する人が多いのですが、子どもたちの教育や食の安心・安全の問題を、安上がりだというだけの理由で決めてしまっていいのでしょうか。

 市政のあらゆる場面で財政節減を進めるのは当然ですが、そうして財政的余裕を生み出したら、それを子どもたちのためにこそ手厚く支出するべきではないでしょうか。
 子どもたちの教育、学校給食についてまで、“安上がり”であることを目的にしてはいけないと思います。

 ところが久喜市議会では、かつて旧久喜市(久喜地区)の給食の質を批判していた議員さんたちまでもが、今回の大規模センター化に賛成してしまっているのはどういうわけでしょう。

さいたま市は合併を機に全市で自校調理方式を実現
久喜市は、合併を機に単一大規模センター方式へ


 さいたま市では、合併後、市長が「すべての学校の子どもたちに暖かくておいしい給食を食べさせよう」という方針を打ち出して、全面的に自校調理方式への切り替えを進め、昨年度に160校すべての学校に調理場を設置しました。
 時間差はありましたが、よりよい給食をすべての学校の子どもたちに提供する、これこそが「公平」な行政と言えます。

 さいたま市と、久喜市と、子どもたちの教育や学校給食への金のかけ方で、これほどに大きな差があることに愕然とせざるを得ません。

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